小野としこの“やっさかレポート”平成22年1月18日
小野としこの“やっさかレポート”
平成22年1月18日
  「曲尺と木遣り」

新年を迎え、各種団体の新年会が開かれています。
私もお邪魔させていただき、その団体の現在おかれている環境や問題点などを伺い、勉強させていただいております。
昨日は、伊豆長岡建設組合の平成22年太子講新年会にお招きいただきました。「太子講」って何でしょうか? 太子は太子様、もとより聖徳太子を指していま
すよね。講とは、講座、仏事、結社、相互扶助団体などですから、すなわち聖徳太
子を奉賛する団体のこと、「太子講」とは、大工、左官、鍛冶屋などの職人仲間
で、聖徳太子を守護神として祀っている職業講と言うことです。
これは、聖徳太子が、寺院建築史上大きな存在であったことに由来いたします。
世界最古の木造建築である法隆寺を建立したことで知られる聖徳太子は、貿易のことで訪れた百済の国から多くの大工道具と建築技術を持ち帰ったといわれています。その中に大工の「3種の神器」の一つである曲尺(カネジャク・サシガネ)があったといわれています。
曲尺はL字型をした物差しのことです。これがあると複雑な木工作業が可能となります。その秘密は裏側の目盛りである裏目にあります。様々な直角三角形の性質を利用した、非常に難解な高等数学にも匹敵する理論が隠されているからで、外見は簡単な道具でも、その機能を使いこなすには、想像を超える熟練が必要となるそうです。
この曲尺があったればこそ、そして使いこなす技術があらばこそ、匠の技が伝承されて来たと言えるのではないかと、会長の大浦さん。
今ではこの講に水道屋さん、電気屋さんなども加わり、聖徳太子に感謝の意を込め、命日に因んで、組合総会を兼ねて「太子講」を開催するのだそうです。
聖徳太子の表具(掛け軸など)を宿の床の間に掲げてお参りし、そのあと飲食を楽しむ習わしが連綿と続いているということ。私はこの会に初めてお招き戴いた時、今に匠の技を継承する、これぞ生きている文化と感嘆しました。

この日に先駆ける1月13日、静岡市で、「静岡県技能マイスター認定式」「技能五輪国際大会・全国大会・全国障害者技能競技大会入賞者表彰式」が開かれ、私は産業委員長として、川勝知事とご一緒に参列させていただき、県議会議長の祝辞を披露いたしました。優れた技能を有し、後進の指導育成に尽くされた方々のご貢献に敬意と感謝の意を表した次第です。「技能の継承」や「技術者の確保」は、現在あらゆる分野で大きな課題となっています。

宴たけなわとなり、木遣りが披露されました。
木遣りとは、「木遣り渡し」から来たもので、本来木を出す時歌った唄が伝わって来たのだそうです。山に木が立っている、その木を切る、木は柱になる、家の中心となる、「この家に尽くしてくださいよ」「この家のためになってくださいよ」との願いを込めて歌う唄だそうです。
この歌は兄と側(がわ)からなっていて、兄が「お〜やるぞ」と言うと、側が「はい、やります」と答えるという、掛け合いになっているのだそうです。
木場の木出し、上棟式のほか、結婚式など大工、木出し、とび職等建築職にある方々の慶事に歌われて来ました。結婚式では「嫁さん、どうか尽くして下さいよ」との願いが込められているのだそうです。また、職人さんのお葬式で故人を見送る時にも歌われます。「よくやってくれました。あなたのご尽力・功績、あるいは心意気が後世に繋がりますように」との思いが込められているそうです。
古い習わしを伝えて行くって素敵なことですね。
【2010/01/18 22:02】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
小野としこの“やっさかレポート”平成22年1月4日
小野としこの“やっさかレポート”
平成22年1月4日
 「新玉の・・・」

明けましておめでとうございます。
ボイスキューやっさかシリーズ第3弾『やっさかレポート』はめでたく2年目に入りました。今年も、どうぞ宜しくお願いします。

「荒れる」と言われたお正月三が日のお天気ですが、以外に良かったですね。
私の2010年は、やはり長岡の日枝神社元旦祭から始まりました。
「大荒れ」の元日と聞いていましたから、ご挨拶はいかように・・・大分思案いたしました。そこで、森野彌良先生に教えていただいた短歌を引用させていただきました。
「新玉の 年の初めに 豊の年 記すとならし 雪の降れるは」
昭和10年代の「愛国百人一首」の中の一首。「雪の降るような寒さ厳しい新年には、豊かな年と記すことになるでしょうね。厳しさがいつまでも続くことはない、これは良いことの前兆と思って皆で頑張りましょうよ」というような意。寒さの厳しいお正月は豊作になると言われていますね。さしずめ、景気のなかなか回復しない日本は今、非常に厳しい冷え込んだ時期にあるが、今に必ず良くなると信じて頑張りましょう、と。
神社の社殿内は底冷えがしましたが、今年は少しも苦になりませんでした。
どうしてかって?それは、昨年末10キロの減量に成功したからだと思います。
体が軽くなって、歩くことが苦にならないどころか楽しい。従って寒さも平気というわけ。そう!健康な身体になったからですよね。お世話になった先生方、有難うございました。 「健康な身体に健全な精神が宿る」。今年のとしこに期待して下さい!

 ところでたくさんの年賀状有難うございました。感激です。
皆様、揃って力作。「世界遺産マチュピチュ」へ行ったお写真がありました。江間小学校同級生の伊奈敏久さんのご賀状。奥様を亡くされた伊奈さんが、アンデスまで夫人の面影を尋ねていったものかと・・・伊奈さんが背景とよくマッチしているところがミソでした。斉藤宏先生の「気」を吐き続ける「富士山」。ものすごい迫力です。こんな富士山見たこと無い。斉藤先生の生き様を見せつけられた思いがしました。「トラ」はたくさん来てくれましたが、加々見宏子さんの「タイガー」凄かった。加々見さん、今年飛躍する方です。
それから「自民党」を心配するコメントをたくさん戴きました。皆様、県議会に新会派が出来たのであって、自民党が分裂したのではありません。健全な党を目指して勉強会を重ねております。意見の飛び交う新しい会派は、自民党内改革を進めております。いい結果を出せると信じて邁進しておりますから、どうか、応援して下さい。
私からは「小野としこレポート第26号」の絵葉書。産業委員長の私は、川勝知事とご一緒に12月18日「東京都中央卸売市場大田市場に県産品のトップセールスに参りました。「紅ほっぺ」の入った籠を手に静岡イチゴを売り込んでいます。
今年も静岡県を、伊豆を大いに売り込むぞ!!

静岡県
そしてですね、「小野としこ賀詞交歓会」のお知らせ。
1月30日(土)の13時より大仁洋蘭飯店で開催いたします。
私は、皆様のお蔭で県議として7年働かせていただいております。
昨年5月に県議会産業委員長に就任、その任務の大きさに身の引き締まる思いがしました。アメリカの「リーマンブラザース」の破綻に端を発する世界経済の悪化は留まるを知らず、企業の業績は落ち、働きたくも仕事が無いという産業界の状況に、産業委員会では雇用の創出を図るべく多方面に働きかけをして参りました。
そこで、このたび、激動の2009年を振り返り、新たな年の展望と抱負などを親しく語り合いたく、賀詞交歓会を催すことにしたわけです。
勿論、私の県政報告が主たる内容ですが、奇想天外な演出で皆様に楽しんでいただこうとも思っていますのでご期待下さい。
皆様、ご多忙のことと存じますが、お誘い合わせてご出席いただきますようにご案内申し上げます。
お誘い合わせは「小野登志子事務所」。電話番号は055-949-0077番。
ご参加の方はお電話、あるいはFAX「055-949-4067」でお願いします。

お時間のようです。「今日は仕事始」。さあ、頑張るぞ!
 次回のやっさかレポートは1月18日。どうぞお楽しみに。
 では皆さん、今年も元気で。 ごきげんよう。 やっさか!
【2010/01/18 22:00】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
賀詞交歓会の案内
お蔭様で私は県議として7年働かせていただいております。
昨年5月に県議会産業委員長に就任、その任務の大きさに身の引き締まる思いがいたしました。ところがアメリカのサブプライムローンの破綻に端を発する経済の瓦解はリーマンショックとなって世界を席巻、日本企業の業績も落ち込み、景気の悪化は留まるを知らず、働きたくも仕事が無いという産業界の状況に、産業委員会では緊急経済対策をはじめ、雇用の創出を図るべく多方面に働きかけをして参りました。
そんな状況の中、激動の2009年を振り返り、新たな年の展望と抱負などを親しく語り合いたいものと、賀詞交歓会を催すことにいたしました。
特別ゲストに元経済産業大臣政務官の片山さつきさんをお招きして活発な意見交換も行おうと思っています。どうぞご期待下さい。
ご多忙のことは重々拝察いたしますが、お誘い合わせの上、ご出席いただきますようにご案内申し上げます。
本年もどうぞご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。
敬白
静岡県議会議員 小野登志子

小野としこの賀詞交歓会
 特別ゲスト 評論家・テレビでお馴染みの
片山さつきさん

前衆議院議員・元経済産業大臣政務官
元大蔵省主計局主計官(防衛担当)


日 時 平成22年1月30日(土)
開 会 13時 (受付 12時30分より) 
場 所 伊豆洋らんパーク内洋蘭飯店(0558-76-6611)
会 費 3000円(当日受付でお願いします
)

参加申込は
お名前、ご住所、電話番号(FAX)
をFAX(055-949-4067)、またはメール(qt0383@lilac.ocn.ne.jp)で1月23日までにお願いします。
問合せ先 小野としこ事務所 TEL:055-949-0077 
【2010/01/18 11:33】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0)
国文祭 オペラ大成功
皆様、有難うございました。
お蔭さまで創作オペラ「江川太郎左衛門〜熱き心の火」、国文祭杮落しのお役目を果たすことができました。
国文祭の成否を担うトップバッターとして、盛り上がりを嫁せられていると認識しておりましたが、10月24日、25日ともアクシスかつらぎ大ホールは大入り満員、大盛況、満席でございました。ステージから見まして、ホールの端から端まで人がいっぱいというのはまさに壮観で、感激でした。
オペラって、お客様が多ければ多いほど声が伸びます。響くのです。それはお客様の呼吸が歌に集中し、同化するからなのですが、出演者は本当に気持ちよく歌わせていただくことができました。
また、うちのオペラの特徴は、熱っぽい演技、魅力的な役者たち、そして、舞台装置の大掛かりなこと、衣装の素晴らしさなど、お客様の目を奪うことも手法としておりますので、3時間もの長いオペラでしたが、「時の経つのを忘れた」などの声をたくさん戴きました。
そお、例えば、生のパンが焼ける場面、江戸城が歌とともに動く場面などの「としこマジック」をご堪能していただけたものと思います。
「もう一度みたい」「TVで放映して下さい」などの声を始め、感想のお電話、お手紙、そしてメール有難うございました。
そのうちの一つですが、清水町の相原修さんからです。
「坦庵公オペラ大成功を納め国文祭が大きく盛り上がったこと、心からお祝い申し上げます。
・・・中略・・・
声量豊かなオペラの迫力と言うものは、他の演劇に見られない心に迫るものを感じました。
私にとっては永年に渡ってあの周辺を調べ尽くしてきましたので感動は特別なものでした。
特に安政2年正月、坦庵公ご夫妻の歌うシーン、実に素晴らしいシナリオ、演出に心から感動致しました。
あのようなシナリオで採り上げて下さったことは正に絶品でした。
また、韮山農兵から長州騎兵隊への働きかけが資料でも発掘された模様ですが(この項、すごく詳しく書かれております)オペラではすでに取り上げられており、感心しました。(ご自身のお仕事に触れています)
また、私自身、兎も角オペラによって大きなエネルギーを頂きました」。
相原様、有難うございました。
実はオペラに関し、もう一つお話したいことがあります。
10月23日のゲーペ(総練習のことでゲネプロとも言います)を、なんと、静岡芸術劇場スパックの芸術総監督宮城聡先生が、中沖英敏スパック事務局長(県理事)とご一緒に見にいらして下さったのです。
宮城聡先生と言いますと日本を代表する演出家、演劇界の寵児蜷川幸雄氏、唐十郎氏等とも親交が篤く、今や、宮城先生を慕って世界中から演出家が静岡に集まっていると言うほどの方、その先生が、24日に「夜叉が池」が本番を迎えるというお忙しい中を、アクシスかつらぎに駆けつけ、オペラチーム一同にエールを贈って下さったのです。
宮城先生の真剣に舞台を見つめる表情に胸を打たれましたが、なんと、こうおっしゃって下さったのです。
「私は感心しました。この脚本です。特にイギリス紳士淑女が紅茶の話をしている、やわらかく入って行きながら、次第に話が怖ろしくなり、アヘン戦争の密談に移って行く件です。驚きました」とお褒めを戴いて、私は嬉しくて嬉しくて、天にも昇るような気持ちでした。
宮城聡先生の挨拶

そして中沖事務局長さん、「日本の創作オペラはほとんど一回公演しただけでおしまい、再演されることは先ず無いが、オペラ江川太郎左衛門は3回再演、4度目の公演となるそうで、これは大変なこと、正に地域の文化財産」と評価して下さいました。お二人ともに「今回限りでは惜しい、追加公演を」と。
韮山代官江川太郎左衛門をオペラにする・・・一体、オペラになるだろうかと私は苦しみながら脚本を書いたわけですが、出来上がってみれば、オペラだからこそ坦庵公のスケールの大きさを表現できたと言えますし、また、素材が素晴らしければ再演にもなる、ということが解りました。
宮城聡先生と中沖英敏事務局長と

私どもの伊豆市民オペラ協会は「伊豆地域に住む、声楽を学んだ方々にステージの機会を作ってあげたい」と主旨でやっております。勿論活動に市などの補助金はいただいておりません。会費と賛助金で賄っております。
国文祭に参加できたことは有り難く、また、国文祭の「文化を育てる」という趣旨に合致したものと自負しております。
これも偏に会場にお運びいただいた観客の皆々様のお蔭と、改めて御礼申し上げます。有難うございました。
2009年11月1日

テーマ:art・芸術・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2009/11/02 01:46】 | 文化・芸術 | トラックバック(0) | コメント(0)
小野としこの”やっさかレポート”3月分より
FM放送「小野登志子のやっさかレポート」3月分の放送内容を報告します。

 放送局はボイス・キュー FM77.7MHz
 第1,3,5月曜日 7:45より 
 放送も聴いてください


平成21年3月30日放送分
静岡県議会、そして県庁に激震が走りました。
4期16年間、静岡県の舵取りとしてお働きになっていた石川知事が辞職表明をされたのです。「富士山静岡空港完全開港に向けて」の辞職決意と言うわけです。
前回3月16日の放送で、県議会2月定例会閉会のレポートをお伝えいたしましたが、覚えておいででしょうか?
第1号議案「平成21年度静岡県一般会計予算」など86議案について審議され、可決・同意を得たこと、中でも、企画空港委員会が採択した日本空港への登場率保証に関する付帯決議が賛成多数で可決されたということ、そして、静岡空港の開港延期の責任を取り石川知事と花森副知事の給与を減額する条例案は賛成多数で可決されたものの、三分の一の議員が「減給では不十分」として反対したということ、をお話し、議員三分の一の反対という事態は私が県議になってからは初めてのことで、議場に緊張感をもたらしたと、報告したと思います。
その時、ある予感がしたことを思い出します。
そして、3月21日、県より「暫定開港」に関する行政監査の結果が送られてきました。それは、「測量の実施について」の指摘、「公式な記録として文書を作成保存すること」あるいは「説明責任を果たすべきであった」というようなものでかなり厳しい結果ではありましたが、その頃より24日の静岡新聞の報道、そして記者会見へと雪崩を打つかのように「辞職表明」へと向かって行ったようです。
6月4日の「空港開港」を前に、誰もが唖然としましたが、「完全開港」に向けてたこの重い決意を知事の美学と受け止めた県議も多いようです。
さて、これから議会はどのように進むのか、知事選は?と質問をいただきますが、わかっていることは、辞表を県議会議長に提出、受理されて50日以内に選挙の執行となるということだけでございます。
引き続きレポートをして参ります。
 さて、明るい話題です。
前日の寒さとは打って変わっての暖かい日差しでした。
3月24日、伊豆の国市の江間地区と韮山地区を結ぶ「韮山高架橋」が開通しました。ここは狩野川に掛かる「松原橋」を降りた辺り、国道136号線と県道静浦港韮山停車場線が複雑に交差しており、四日町地区の慢性的な交通渋滞を解消するため、国道を跨ぐ「韮山高架橋」、通称「松原インターチェンジ」を県が建設していましたが、このたび工事完了、開通式が行われました。
県や市関係者、国会議員、県議、市議、周辺区長、工事関係者や土地を提供された方々、そして地元住人ら一般市民、約100名が出席し完成を祝いました。この道路は、伊豆の南北に走る背骨道路に対し、東西に横切る肋骨道路として、伊豆の国市地域の発展には欠かせないものです。事業主の梅田豊県沼津土木事務所長が工事報告をされました。この梅田豊所長は、私が県議にさせていただいた15年には県土木の技監兼理事をされておりました。私の初めての一般質問は、6定例会でした。イの一番に、「観光伊豆の振興は先ず道路から」と計画にはあったもののまだ着手されていない「松原インターチェンジ」の早期着工を訴えました。桜井部長から「すぐに取り組む」との答弁を頂き、16年度から5カ年計画で実施されました。用地の買収に始まり、18年から沼津土木の所長となった梅田豊さんはずっとこの事業と向き合ってきました。困難を極めた60メートルの杭打ちには、じっとその作業を見詰めている梅田所長の姿を見かけたと工事関係者が語っていました。
総事業費17億4千万円のこの事業の完成をじっと噛み締めているかのような梅田所長でした。アーチが飾られ、くす玉の下、中央でテープカットに臨んだ所長のお気持ちは如何だったでしょうか。
梅田さん、明日3月31日に退職となります。
私は、16年、建設委員会副委員長になって以来、たくさんのことを教えていただきました。要望に陳情に何度も何度も沼津土木所長室に伺いました。
柔らかな物言いをされる方ですが、強い信念をお持ちで部下から慕われておいででした。
本当にお世話になりました。有難うございました。


平成21年3月16日放送分
白いこぶしの花が膨らんで卒業式となり、桜の花が開いて入学式となる・・・日本のもっとも美しく情緒ある季節ですよね。
先週の土曜日には、時代劇場大ホールで挙行されたある医療系の専門学校の卒業式お招きいただきました。
60名の方がご卒業されましたが、社会に出ますと、「先生」と敬(うやま)われる立場になる方々なので、それを自覚されていたものか、キビキビとした動作でおひとりおひとり学院長から卒業証書を手渡され、感激のご様子が私どもにも伝わって来ました。
久しぶりで充足感を味わい、外に出ますと、真っ白な木蓮が満開、小寒い雨にうたれていました。

さて、この春小学校に入学されるお子さんを持ったお父さん、お母さん、静岡県では携帯電話についてこんな提案をしています。
【親子で話そう携帯電話のこと】として、静岡県のケータイルールを作りました。
◎ケータイを持つとき・持たせるときは、必ず親子で話し合い、「親子のケータイ契約書」を作りましょう。
と言うものです。
「親子のケータイ契約書」を作るときには・・・
1.ケータイを使う「目的」をはっきりさせましょう。
2.我が家の「ケータイについてのきまり」を作りましょう。
3.フィルタリングの種類を決めましょう。
4.学校の「ケータイについての決まり」を守りましょう。

なになに?目的?・・・ケータイの目的はそもそも「連絡」ですよね。
私は、子どもこそ携帯を持った方が良いと思います。通学途中に事故が起きた時、あるいはおなかが痛い、下痢になってしまった時など大変心細い思いをすると思いますので、ケータイで連絡が取れたら良いと思います。
2は、我が家の「ケータイについてのきまり」を作りましょう。これが大事なのですよね。親子で話し合って決まりを作ることは携帯に限らず必要なことですね。
3の「フィルタリングの種類」を決めましょう。
「フィルタリング」って何でしょう?
「フィルタリング」とは有害なサイトを遮断する仕組みと言うことです。
これには
・ホワイトリスト方式といって、携帯電話会社が公式サイトの中でもさらに厳選したサイトにのみアクセスできるように指定する方式
と、
・ブラックリスト方式といって出会い系サイトや違法なサイトなど特定のカテゴリーに属するサイトに対してアクセスできないように指定する方式があるそうです。
これって「フィルタリングの種類」なんていわず、全てシャットアウトできないものかしらね。
4番は学校の「ケータイについての決まり」を守るということで、これは学校でご指導くださるようですね。
「我が家のケータイについてのきまり」は、年齢によって変わることが考えられます。
変更の必要性がでたら、親子で話し合って「親子のケータイ契約書」を更新していきましょう。
制作に携わったのは、・静岡県青少年育成会議、・静岡県校長会
・静岡県PTA連絡協議会・静岡県メディア十二社会
・静岡県警察本部生活安全部少年課、・静岡県県民部県民生活室
・静岡県教育委員会事務局、そして・携帯電話会社(NTTdocomo、KDDI、ソフトバンクモバイル)などからなる
「子どもを取り巻く有害メディア対策推進協議会」です。

電話連絡の機能しか使っていない私にはよく解らないことですが、携帯にはいろいろな使い方があって、探究心旺盛なお子さんははまってしまうかもしれませんね。
それに対して「保護者の皆様へ」として、危険な行動とトラブル防止のルール例を示しています。
1.安易な書き込みによって自分が加害者になる!
「嘘や他人を傷つける言葉の書き込み」が傷害事件や殺人事件に発展したり、ブログやプロフへの安易な書き込みにより名誉毀損で訴えられた。
→自分が書かれると悲しくなるような言葉をブログやプロフに書き込まない。嘘や他人をだますような言葉は、書き込まない。

2.リンクへの安易なクリックは危険!
 ゲームサイト内掲示板にあったリンクをクリックしたら、アダルトサイトは出会い系サイトに繋がってしまった。
 →安易に掲示板等のリンクにアクセスしない。危険なサイトに繋がらないようフィルタリングをかける。

3.個人情報は世界中の人に見られている!
 個人情報を書き込んだら迷惑メールやいたずら、脅し、嫌がらせが起きた。個人の写真をプロフ、ブログに載せていたら他人のホームページで勝手に使われた。
 →個人が特定できる写真や実名、学校名を書き込まない。個人情報を書き込む必要のある懸賞や占い、アンケートなどに安易に応募しない。

4.家族団らん、勉強が優先!
 深夜まで、メール交換やケータイサイトを見ていて睡眠不足になった。友人からのメールが気になり、食事や入浴、勉強も落ち着いて出来ない。
 →夜○○時以降はケータイを使わない。ケータイは居間で使用し、自分の部屋に持ち込まない。食事、入浴、勉強時はケータイを使わない。

5.思わぬ高額請求が!きた!!
 インターネット接続料金が定額の契約でも、有料サイトへ接続した結果、高額の請求書が送られてきた。
 →安易に有料サイトに接続しない。架空請求があったら親に相談する。安易にファイルをダウンロードしない。

6.トラブル発生!身近な大人に相談を!
 「○○円くらいなら」と親に内緒で支払った後、さらに高額の請求を受けた。ケータイサイトで知り合った人間に自分の判断で会い、わいせつ行為等の被害を受けた。(まあ、とんでもないこと)
 →金品の要求、迷惑メール等のケータイの使用によって発生したトラブルはすぐに保護者、学校の先生などの身近な大人に相談する。チェーンメールは自分のところで止める。

この教育委員会からのチラシを読ませていただいて、自体はこんなに深刻なものかと、いい勉強になりました。
チラシには「親子のケータイ契約書」がありまして、家庭で必ず保管して下さいとのことです。

なお、携帯電話やフィルタリングに関して、困ったことがあったときの相談や、
連絡先は
▼静岡県警察本部総合相談室054-952-2299
▼東部県民生活センター055-202-6006
困ったら、危険を感じたら、すぐに連絡をして下さい!

平成21年3月2日
富士山静岡空港は6月4日に開港しますが、2月27日、フジドリームエアラインズの第1号機がはるばるブラジルから5日間世界1周をして到着いたしました。
そして2月28日、そのお披露目の会が富士山静岡空港で開かれました。もうすっかり仕上がったターミナルを横に滑走路を見ると、いました!いました!快晴の下、広々とした空港のほんの一隅に、翼をピンと張って背筋をすっと伸ばした可愛い赤色のエンブレムが、「ぼくお利口さんだよ」というお顔で鎮座ましましていました。
見上げると石川県知事がコックピットの機長席から手を振っておられました。
私も早速搭乗させていただきました。
タラップを上りますと、そこはパーサー室。右手に広めのトイレ、トイレは飛行機の前と後にあるそうです。機内は思ったよりもゆったりした作り。真ん中に通路が通っており、左右2座席づつの4座席。足元が広いことが特徴で、76人乗りということです。
「コンパクトで使い勝手の良い飛行機」がコンセプト。ビジネスのお客様に重宝がられるとともに、気軽に旅の楽しさを提供していただけそうですね。
静岡県の企業が自前の飛行機を持ったことにレセプション会場は興奮で沸き立っておりました。
計画発表より22年の長過ぎる歳月を費やした静岡空港、ついに開港まであと100日を切りました!
お話は変わります。現在、静岡県教育委員会の委員長は鍋倉伸子さんという方です。京都大学を卒業後戸田書店に入社、現在取締役をされています。お目にかかっていっぺんに彼女の深さに魅せられました。
鍋倉さん、県教委発行の「Eジャーナル」にエッセイを寄せていらっしゃいます。紹介させていただきます。
タイトル「教室の片隅で」
静岡県教育計画の基本方針「豊かな感性、確かな知性、健やかな心身の育成」に触れるたびに「感性って何だろう? 知性って?」という疑問が頭を過ぎります。
私は以前、県教育委員会主催のパネルディスカッションに出たことがあります。そのテーマが「感性について」で、ほかに法律や芸術の専門家、外国の方もパネリストとして参加され、驚くことに全員が女性でした。そこで私は「子どもは本来感性豊な存在で、それを損なわないようにするのが大人の役目ではないか」というようなお話をしたのですが、この考えは今も変わっていません。
移動教育委員会などで学校を訪問させていただくとき、子どもたちの様子や図工の作品を見るのが楽しみで、まさにそこに豊な感性が発現しているように思われます。
又、教室の片隅にじっとしている子がいると、廊下にあったそっと訴えるような絵はあの子の作品だろうかと気になります。教室の片隅にいるこの中に、思いがけない感じ方独自の感性が見出せるかもしれない。先生が気付いてくれるといいな、などと思います。
感性は芸術に親しみ、芸術創造に向かう原動力となります。また、感性は共感する能力の源であり、相手の気持ちを思いやり、集団の中で行動していく力となります。
感性と教育を考えるとき、『星の王子様』で有名なサン=テグジュペリの『人間の大地』の一節が思い浮かびます。
夜汽車で眠る一組の夫婦と幼い子に出会った作者は「これこそ音楽家の顔だ、これこそ少年モーツアルトだ、いつくしんで育てられたなら、彼はなににだってなれるはずだ! 新種のばらができると、庭師たちはみんな心をときめかせる。だが人間のための庭師はいない。少年モーツアルトも、他の子どもたちと同様に、型打ち機械の刻印を受けることになるだろう。自分を苦しめるものは、いわば、人びとひとりひとりのなかにある虐殺されたモーツアルトなのだ」とひとり考えます。
こどもたちは好奇心いっぱいで、先入観のない素直な目で物事を捉えます。ひとり一人が計り知れない能力を秘めています。豊な感性を損なわずにどうしたら学力や社会性を身に付けさせることが出来るでしょうか。
私はまず、教える教員の感性が、磨耗しないことを考えなければならないと思います。自分の感性が擦り切れそうな人に子どもたちの生き生きした感性に答えることは難しいでしょう。教員が時間に追われず、仲間と良い関係を持ち、工夫した授業をこどもと共に楽しむことができたら、「分かるまでしっかり教えて欲しい」という児童生徒の要望にこたえることになると思います。
実は私自身、教室の片隅が好きではありますが、責任を果たすために努力して、必要なときには教室の片隅から前の方に出て発言する覚悟です。(よろしくお願いいたします。)こういう方が県教育委員会委員長なのです。希望が持てますね。
さて、県議会は2月定例会開催中で、本日はボイスキューのこの放送室から常任委員会へ直行します。「文教警察委員会」。今日は教育委員会で「文化財の維持管理」について質問する予定です。
【2009/05/26 19:32】 | 県政報告 | トラックバック(0) | コメント(0)
・・・小野としこの金盥 ・・・ (かなだらい)


静岡県議会議員小野としこの県政報告と、市民オペラの脚本・演出の情報を中心にお届けするブログです。市民の皆さんと交流できる場です。コメントお待ちしています。

プロフィール

Author:おのとしこ
伊豆の国市(旧江間村)生まれの64歳。おばあちゃん、そして母がお産婆さんとして八十余年、地域の人々のいのち守って参りました。この強い信念を私も政治のジャンルで引き継いでいきます。体重70キロを駆使して、あなたの所へ飛んでいきます。困ったこと、泣きたくなるようなこと、嬉しくてたまらないこと、そして「こうして欲しい」ことなどを、存分にお話ください。

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